名古屋大学大学院　環境学研究科地球環境科学専攻

モンゴル国首都ウランバートル市内のショッピングモール（Hunuu モール）には、モンゴル南部ゴビ砂漠から発見されている恐竜化石の骨格標本が多数展示されている。写真は竜脚類（首が長く巨大な体の恐竜）のティタノサウルス類の仲間の化石である。全長約11mのこの標本のほか、肉食恐竜ティラノサウルスの仲間のタルボサウルスや、植物食恐竜のサウロロフスの3体の恐竜化石が、モールのど真ん中に展示されている様子は壮観である。また20体以上の重要な恐竜化石がモール内にある博物館に展示されている。しかもほぼ全ての恐竜化石が複製ではなく本物の化石を展示しているのも特徴である。自然誌学実習（環境学研究科や博物館がモンゴルで行っている実習）で、このモールの恐竜化石の見学も行っている。